月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年4月14日(日)

詩編13編 主の慈しみに依り頼みます

いつまで、主よ
わたしを忘れておられるのか。
いつまで、御顔をわたしから隠しておられるのか。
いつまで、わたしの魂は思い煩い
日々の嘆きが心を去らないのか。(詩編13:2-3)

 エジプトで奴隷として苦しんでいたイスラエルの人たちは、長年にわたって主を呼び続けました。しかし主がモーセを立ててエジプトを脱出させてくださるのは、相当の時間が経ってからです。

 民がエジプトにいた間、主が民を忘れて、その苦しみを見ておられなかったからではありません。神の民には隠されていたが御心とご計画は、常にありました。

 救いの実現に時間がかかることは、今日の私たちも体験することです。その間に、主が祈りに応えてくださらないと思い始めると、私たちは主が御顔を隠された、と思い込んでしまいます。また、隠された御心があると思っても、分からないがゆえに、魂の思い煩いと、日々の嘆きは重く私たちの心にのしかかります。まるで崩れる一歩手前まで行ってしまいそうです。

 しかしそのようなときこそ、私たちのために苦難を忍び、罪を担ってくださった主イエスを見上げましょう。主は慈しみ深く私たちを包み、依り頼む者に必ず恵みを注いでくださいます。

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