月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年4月18日(木)

1コリント5章 心も体もキリストのものとして清く

外部の人々を裁くことは、わたしの務めでしょうか。内部の人々をこそ、あなたがたは裁くべきではありませんか。(1コリント5:12)

 5章では、教会内における人間的な問題、それも、かなり具体的なこの世的な問題についてパウロは取り上げています。教会内での不品行の問題を解決できないばかりか、それを見過ごしている者たちがおりました。つまり、自分の義理のお母さんと同棲して、性的関係を持っていた教会員がいたようです。パウロは、このような問題に教会としては厳正に対処するようにと語っています。

 キリストを知る以前ならいざ知らず、今クリスチャンとされている者たちは、6章11節にあるように「神の霊によって洗われ、聖なる者とされ、義とされ」た存在です。ですから、自分の霊の管理だけではなく、肉体の管理をもおろそかにしてはなりません。教会は、この世の風潮に抗っても、性的な罪に関して、正しい指導をしなければなりません。

 私たちの体は、すでにキリストのものとされました。また教会はキリストの体です。私たちはそのキリストの体の純潔と一致と平和とのために務め励むように求められています。

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