月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年5月2日(木)

1コリント10章 試練を通して鍛えられる信仰

あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。(1コリント10:13)

 クリスチャンであっても、現実の信仰生活の中で試練は避けたいものです。しかし、洗礼後の宣言においては「あふるる恵みの神は、しばらくの苦しみの後、あなたがたをいやし、強め、力づけ、不動のものとして下さるであろう」(1ペテ5章10節、口語訳)、と試練があることが受洗者に告げられます。

 昔から、旧約時代の神の民イスラエルも、新約時代の教会の民も、試練の中をかいくぐり、信仰を全うしてきました。彼らの受けた試練は、当座は苦しくても、耐えうる限界を超えたものではなかったのです。

 神は、憐れみ深く真実なお方です。その人の力量を超えた試練をお与えにはなりません。神は試練とともに、必ずや逃れの道をも備えてくださるお方なのです。

 現代に生きる私たちも例外ではないでしょう。日常生活全般において、また、開拓伝道、福音宣教や教会形成など、教会の業においても困難はつきものです。しかし、そのような経験を通して、信仰は鍛えられてゆくのです(ヘブ12章10節)。

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