月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年5月24日(金)

ヤコブ2章 主にあって兄弟姉妹

わたしの愛する兄弟たち、よく聞きなさい。神は世の貧しい人たちをあえて選んで、信仰に富ませ、御自身を愛する者に約束された国を、受け継ぐ者となさったではありませんか。(ヤコブ2:5)

 聖霊は、御言葉を私たちの心に深く根付かせ、それによって罪と悲惨の自覚を与え、イエス・キリストに対する信仰を生み出してくれます。さらに、救われた私たちを造り変えて、日々主イエスの教えに従い、この地上にあって、神を愛し、隣人を自分のように愛して生きることを喜びとする者としてくださいます。

 かつて「隣人」とは、同胞のイスラエル人を指していました。つまり、自分の身近な人、慣れ親しんだ人のことでした。そして今もなお、富んでいる人へのおもねりと貧しい人への蔑視は、私たちの周囲で実際に生じています。

 しかし、主イエスは、罪人、貧しい人と呼ばれる人たちのところに積極的に入っていかれ、交わりを持たれました。「わたしたちの主イエス・キリストを信じながら、人を分け隔てしてはなりません」(1節)。

 イエス・キリストを主と仰ぎ、救い主と信じる者は皆、主にあって兄弟姉妹なのであり、共に神の子とされ御国を受け継ぐ恵みに与っている者です。神を愛する人は兄弟をも愛すべきです。

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