月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年8月8日(木)

士師8章 人の憤りを和らげる知恵

「神はミディアンの将軍オレブとゼエブをあなたたちの手に、お渡しになったのだ。あなたたちと比べて、わたしに特に何ができたというのか。」彼がこう語ったので、彼らの憤りは和らいだ。(士師8:3)

 ミディアン人との戦いが始まり、神は敵の陣営の至るところで、同士討ちを起こされ、ミディアンの兵士たちは逃走しました。ギデオンは、使者をエフライムに送り、ミディアン人を迎え撃つように協力を求めました。エフライム人は皆集まって、ミディアンの二人の将軍を捕らえ殺しました。

 しかし、戦いが終わった後、エフライム人はギデオンにミディアンと戦いに行くときに自分たちを最初から呼ばなかったことを言い、激しく彼を責めました(1節)。しかし、ギデオンは激しい言葉も、相手が傷つくような言葉も言いませんでした。むしろ、柔らかな対応をし、謙遜な心をもって対応しました。相手を自分よりも優れたものと考えました。自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いました。

 ギデオンのこのような対応によって、彼らの憤りは和らぎました。柔らかな応答は憤りを静め、傷つける言葉は怒りをあおるのです(箴15章1節)。激しく責められるとき、柔らかな対応をすることによって、人の憤りを静め、和らげていきましょう。

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