月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年8月17日(土)

ヨハネ18章 イエス・キリストこそ神の国の王、主権者

「しかし、実際、わたしの国はこの世には属していない。」(ヨハネ18:36)

 主イエスは、ユダの裏切りにより捕らえられ、縛られ、大祭司と、ローマ帝国から遣わされた総督ピラトのもとに連行され、裁かれます。

 しかし、本当は主イエスが全ての場面で主権者であることを聖書は伝えます。主は弟子たちを「去らせなさい」と命じ(8節)、大祭司の下役に敢然と抗議されます(23節)。尋問するピラトにも、「わたしの国はこの世には属していない。…真理に属する人は皆、わたしの声を聞く」(36-37節)と公言されます。捕らえられ、追い詰められているようでも、実は主こそ、神のご計画に従って一切を支配し導いておられる神の国の王に他なりません。

 これは何と大きな励ましでしょう。どんな苦難が襲っても、主の許しがなければ、私たちの髪の毛一本も地に落ちません(ルカ21章18節)。耐えられない試練も来ません(1コリ10章13節)。私たちが神を愛しているなら、神は必ず万事を益としてくださいます(ロマ8章28節)。

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