月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年8月25日(日)

詩編30編 沈黙ではなく感謝と賛美を

あなたはわたしの嘆きを踊りに変え
粗布を脱がせ、喜びを帯としてくださいました。
わたしの魂があなたをほめ歌い
沈黙することのないようにしてくださいました。
わたしの神、主よ
とこしえにあなたに感謝をささげます。(詩編30:12-13)

 作者は、3節4節によれば病気か何かで死に直面していたのでしょう。また2節を見ると敵に命を狙われていたのかも知れません。しかし主はそのような中から救い出してくださいました。

 彼は、平穏で元気な時には自分は決して揺るがない、と思っていましたが、状況が厳しくなると恐怖に怯えたのです(7-8節)。

 それでも彼は、主を呼び求めて長らえさせていただきました。そして、自分のこの世での生涯は、主に感謝をささげ、喜びをもって主なる神をほめたたえるためにあると新たに悟ったのです。

 すると、彼は沈黙していられず、感謝して主のまことを告げ知らせずにはおれなくされたのでした。

 私たちは、いずれはこの世を去って主のもとに召されるものです。けれども今日という日、主によってこの世に生かされているならば、それは主への感謝と賛美の時であり、主のまことを告げ知らせる機会です。それは特に礼拝でなされます。またキリスト者にとっては、それは、手紙でも、電話でも、メールでも、ほんの一言の会話でもできることなのです。

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