月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年9月6日(金)

2コリント3章 キリストの手紙

あなたがたは、キリストがわたしたちを用いてお書きになった手紙として公にされています。墨ではなく生ける神の霊によって、石の板ではなく人の心の板に、書きつけられた手紙です。(2コリント3:3)

 私がはじめて教会の日曜礼拝に通い始めたころのことを今でもよく覚えています。キリスト者の家庭に生まれ育ったわけではない私には教会のことはわからないことだらけでした。聖書も讃美歌も知りません。御言葉の説教も全くちんぷんかんぷんでした。でも教会に通うことは止めませんでした。教会の人たちが、聖書の言葉を喜び、私のようなどこの馬の骨かもわからないような者をも心から喜んで迎え入れてくれていることはわかりました。外の世界にはない何かがあると感じました。こうして教会の交わりに心惹かれることから私の教会生活は始まりました。やがて私は、この教会の交わりを造り、背後にあって支えていてくださるお方こそ主イエス・キリストであることを知ったのです。

 今もキリストの救いを知るのは、多くの場合、同じようではないでしょうか。今日の聖書の箇所で、あなたがたはキリストの手紙として公にされています、とパウロは教会に向かって語っています。教会は言葉で、キリストを宣教するだけではありません。み言葉に聞き従うその存在によって、キリストの愛を伝えることに招かれています。

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