月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年9月10日(火)

ホセア2章 生きておられる神を知る

バアルを祝って過ごした日々について
わたしは彼女を罰する。
彼女はバアルに香をたき
鼻輪や首飾りで身を飾り
愛人の後について行き
わたしを忘れ去った、と主は言われる。(ホセア2:15)

 イスラエルの民が陥っていた罪はバアル礼拝でした。バアルとは多産や豊作を保証する豊穣の神で、その祭りの特徴が、香をたくことであり、鼻輪や首飾りで身を飾ることでした。イスラエルの民はこうして、「わたしを忘れ去った」とあるように主を忘れたのです。

 神を忘れるとは、神がなしてくださったことを忘れて、それがなかったかのように振舞うことです。神は奴隷の状態にあったイスラエルをエジプトから救い出されました。神はカナンの地で彼らを養われました。彼らの背信を何度も赦し、悔い改めを求められました。こうした神の御業の数々を、あたかもなかったかのように振舞ったのです。そこにイスラエルの罪がありました。

 人格ある生ける神と共に歩めば、神を忘れることはありません。しかし、神との関係が単なる知識にとどまり、祈りにおける対話がないならば、神ははっきりしなくなります。漠然とした神ではなく、生きておられる人格ある神と共に歩むこと、そのようにして神を知ることが、何より大切です。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2013 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.