月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年9月11日(水)

ホセア3章 畏れをもって主に近づく

その後、イスラエルの人々は帰って来て、彼らの神なる主と王ダビデを求め、終わりの日に、主とその恵みに畏れをもって近づく。(ホセア3:5)

 姦淫の女ゴメルの買戻しが、イスラエルの買戻しを象徴していました。ホセアによるゴメルの訓練期間は、イスラエルにとっての捕囚期間を指しています。その後、「イスラエルの人々は帰って来」るのです。

 この「帰る」というのは、捕囚からの帰還を意味しますが、「終わりの日」を見据えています。そして終わりの日とは、救い主メシアによる救いの日です。

 「終わりの日に、主とその恵みに畏れをもって近づく」とあるように、その日には、真の神礼拝が回復します。バアル礼拝は、人びとが自分の欲望の実現を求めるものでした。しかし、真の神礼拝は人びとが神に「畏れをもって近づく」ものです。

 イスラエルの民の回復は、神礼拝の回復でした。そして終末の日の救いも、神を中心とした礼拝の姿の中にあります。天の御国は、真の神礼拝が実現するところです。そしてその御国の姿をこの世で現すのが、教会の礼拝です。私たちの礼拝は、終末の救いを指し示すものです。それゆえ、畏れと感謝をもって神に近づくのです。

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