月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年9月14日(土)

2コリント7章 完全に聖なる者になりましょう

愛する人たち、わたしたちは、このような約束を受けているのですから、肉と霊のあらゆる汚れから自分を清め、神を畏れ、完全に聖なる者となりましょう。(2コリント7:1)

 パウロは、彼自身も含めてコリントの信徒たちが完全に聖なる者となることを勧告し、期待しています。しかし、パウロはコリント教会が犯した罪や過ちに対して警告する文脈の中でこれを言いました。完全になる希望はどこから生まれたのでしょうか。コリントの信徒たちもパウロ自身も一つの体として完成の途上にいる者だと思っているからです。

 1節に出てくる完全に聖なる者となりましょうという言葉は、一回語られて終わりではありません。継続的に反復的に何度でも語られなければなりません。完全ではない地上の教会では、警告、勧告、悔い改め、励まし、共に喜ぶことが繰り返され、完全に聖なる者となっていきます(13節)。ここに希望があるのではないでしょうか。

 時には、私たちの教会の中にも悲しみに打ちのめされるほどの問題が生じるかもしれません(10節)。その悲しみの時を完全に聖なる者になっていく過程として受け取り、希望と夢をもって互いに励まし合いながら完成の時を待ち望みましょう。

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