月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年9月17日(火)

ホセア5章 わたしを探し求める神

わたしは立ち去り、自分の場所に戻っていよう。
彼らが罪を認めて、わたしを尋ね求め
苦しみの中で、わたしを捜し求めるまで。(ホセア5:15)

 「わたしは立ち去り、自分の場所に戻っていよう」とは、神が歴史の舞台から退かれるということです。神が歴史の舞台から退かれればどうなるのでしょうか。そこには何の意味もない悲惨な現実だけが残ります。神がそこにおられるならば、その神に立ち帰ることができます。それゆえ、神との出会いは現実の世界の中で実現する可能性があると言えます。しかし、神が世界から身を引かれるとすれば、もはや本当に望みがなくなります。それほどの裁きをすると主は言っておられます。

 しかし、神の真の願いは、「彼らが罪を認めて、わたしを尋ね求め、苦しみの中で、わたしを捜し求める」ことでした。神の厳しい裁きは、彼らに悔い改めを促し、誠実に神を求めさせるためであったのです。

 義なる神は、裁きの神です。しかし、神の民に対しては、裁きを通してでも、自らのもとに立ち帰ることを求める神です。その神の熱情が私たち一人一人に注がれています。この神への真実に生きる以外に、私たちに生きる道はないのです。

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