月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年10月4日(金)

2コリント13章 聖なる者の互いの挨拶

終わりに、兄弟たち、喜びなさい。完全な者になりなさい。励まし合いなさい。思いを一つにしなさい。平和を保ちなさい。そうすれば、愛と平和の神があなたがたと共にいてくださいます。(2コリント13:11)

 パウロは終わりの部分にコリントの信徒たちを「兄弟たち」と呼んでいます。兄弟の意味は同じ母親の胎から出てきたという意味です。過ちを犯し続け、多くの問題がある教会であっても、同じ神の愛に与る聖なる家族として信じているからです(12節)。

 聖なる一つの体に造り上げられるためには、一生涯自分を吟味し続けるようにと教えられています(5節)。この自己吟味への促しは、コリント教会のみに向けられているように見えますが、コリント教会を含め、すべての教会に与えられています。また、生涯そうし続けるということですから、弱くて不完全な私たちに与えられた言葉でもあります。教会は互いに挨拶を持って励まし合い、思いを一つにすることによって、一つの体として建てられていきます。

 私たちも個人的に罪や過ちによって苦しみ、そのつど、自分の信仰について吟味を迫られることになるかもしれません。しかし、一人ではありません。同じ聖なる者たちの一員であることは変わりありません。完全になるために慰め合うべき家族なのです。

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