月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年10月7日(月)

出エジプト1章 ご自分の民を守られる神

「どうしてこのようなことをしたのだ。お前たちは男の子を生かしているではないか。」助産婦はファラオに答えた。「ヘブライ人の女は…丈夫で、助産婦が行く前に産んでしまうのです。」神はこの助産婦たちに恵みを与えられた。民は数を増し、甚だ強くなった。(出エジプト1:18-20)

 かつて神はアブラハムに、その子孫を空の星のようにすると約束なさいました。それが今、エジプトにおいて成就しつつあります。イスラエルの子らはエジプトの国中に溢れるほどになったのです。ここで思い起こされるのは創世記における神の祝福の言葉です(創1章28節)。出エジプト記は救出(贖い)に先立って創造的な祝福がイスラエルに及んでいることを告げます。

 ファラオは、イスラエルの民に重労働を課して痛めつけ、増加をくいとめようとします。しかし虐待されればされるほど民は増え広がりました。ファラオは助産婦に命じ、ヘブライ人の出産のとき、男の子なら殺し、女の子なら生かしておくように命じます。しかし助産婦たちはこれに従わず、民は数を増していきます。神はこの助産婦たちを祝福されました。

 ファラオの企ては神のご計画に逆らうものでした。しかし、ファラオといえども神の御業を止めることはできません。何者にも妨げられない神の御力に、主の民は守られているのです。私たちを救い、天にまで導いてくださる神のご計画は、どのような圧迫の中でも守られ実現していきます。

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