月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年10月27日(日)

詩編33編 主を神とする民の幸い

いかに幸いなことか
主を神とする国
主が嗣業として選ばれた民は。
主は天から見渡し
人の子らをひとりひとり御覧になり
御座を置かれた所から
地に住むすべての人に目を留められる。(詩編33:12-14)

 「主に従う人よ、主によって喜び歌え。主を賛美することは正しい人にふさわしい。…新しい歌を主に向かってうたい、美しい調べと共に喜びの叫びをあげよ」(1〜3節)と主をほめたたえることのできる人は何と幸いでしょうか。

 小国のイスラエルは大国の間にあっていつも翻弄されていました。それゆえ、王は、兵士の数や馬や武力に頼らずに、ただ生ける神のみを畏れ、主のご加護と慈しみを待ち望むことに心がける必要がありました。神の言葉によって天と地と万物は創造されたのですから、神の言葉は命であり真の力です。まさに主が仰せになると、そのように成り、主が命じられると、そのように立つのです。

 御言葉の力を信じ、主を神とする国、主が嗣業として選ばれた民の幸いは、今日の教会にも通じます。その大いなる神の慈しみにより、地に住む私たち一人ひとりをも心にかけて見守ってくださっています。神は生きておられますから、飢えから救い出し、命を得させ、魂を死から贖い出してくださいます。この主を待ち望んで生きる者こそ幸いです。

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