月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年11月3日(日)

詩編34編 順境にも逆境にも主を誉めよ

主は助けを求める人の叫びを聞き
苦難から常に彼らを助け出される。
主は打ち砕かれた心に近くいまし
悔いる霊を救ってくださる。(詩編34:18-19)

 この詩は、徹底的に助け手であり、救い手である主の御名を賛美しています。生ける主に心から信頼を寄せ、主を避けどころとする者は、波が押し寄せるように、どんなときにもくり返しその恵みを味わい見ることができます。

 王であるダビデはサウルから逃亡し、ガトの王アキシュ(アビメレク)の前で狂気を装って苦難をやり過ごしました。そのときの苦しさと辱めはいかばかりであったことでしょう。

 同様に試練に遭う信仰者が表現できないような困難の中に置かれるときに、主を畏れ、悔いる霊を求めて、御もとに身を寄せることは、いかに幸いなことでしょうか。主は従う人に目を注ぎ、助けを求める人の叫びに耳を傾け、苦難から常に助け出してくださるからです。

 ルターはこの詩編の御言葉に打たれ、「どんな試練と逆境のうちにあったときも、主はいかに強力であったかを知らなかった。今からのち、逆境にあっても神をほめたたえよう」という意味の言葉を残しています。私たちは打ち砕かれるとき、心からなる主への賛美へと向かって行きます。

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