月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年1月11日(土)

ルカ8章 主がともにおられる

弟子たちは近寄ってイエスを起こし、「先生、先生、おぼれそうです」と言った。イエスが起き上がって、風と荒波とをお叱りになると、静まって凪になった。(ルカ8:24)

 主イエスが私たちと共におられます。嵐の中でも安らかに眠っておられるお方、そしてただ一言で荒れ狂う嵐を静める力を持つお方が、いかなるときにも共におられます。教会はこのお方への信頼に生きる群です。そして、教会の旅路は安らかです。その歩みは心強いのです。

 ある神学者は言います。現代人は大いに知識を増し、技術を進歩させ、自分の知恵を誇っている。けれどもかわりに神への信頼を捨ててしまった。その結果何が起こっているか。知識を誇り、知恵を頼みとすればするほどに、現代社会にはむなしさが増すばかりではないか。希望が失われるばかりではないか。今こそ現代人は、知ることが力なのではなく、信じることこそが力なのだということを学び直すべきではないかと。

 私たちも弟子たちのように、恐れまどう者です。しかし、大切なことは主イエスがその私たちと共にいてくださるという事実です。主イエスから目を離さずに生きていきましょう。

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