月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年1月19日(日)

詩編43編 光とまことが導く

あなたの光とまことを遣わしてください。
彼らはわたしを導き
聖なる山、あなたのいますところに
わたしを伴ってくれるでしょう。(詩編43:3)

 この詩人は、虐げられ嘆きの中におかれ、神から見放されたように感じています(2節)。そのような中で、再び神に近づき、礼拝し、神を喜び祝い、感謝の歌をうたうことを望み見て、祈ります。神に見放されることほど不幸なことはなく、神と共にあり、神をあがめることほど喜ばしいことはないからです。

 かつて、出エジプトのとき、主はイスラエルの民を火の柱、雲の柱で導かれました。荒れ野の苦難の中で導き、約束の地、カナンへと導いてくださり、シオンの山で礼拝をささげさせてくださいました。詩人はそのことを思いめぐらして、祈っています。自分を主のもとに導いてくれる光とまことを遣わしてくださいと。

 ヨハネによる福音書は、この光とまことが主イエス・キリストであると示します(1章4、9、14節、14章6節)。たとえ、神から見放されたように思われたとしても、光とまことである主イエス・キリストが導いてくださるのです。神が主イエスを私たちに遣わしてくださったのです。

 ですから、自分が暗闇に覆われているように思われるときも、主を信じ、光を見させてくださいと祈ります。

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