月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年1月22日(水)

レビ10章 聖なる神にふさわしい礼拝

アロンの子のナダブとアビフはそれぞれ香炉を取って炭火を入れ、その上に香をたいて主の御前にささげたが、それは、主の命じられたものではない、規定に反した炭火であった。すると、主の御前から火が出て二人を焼き、彼らは主の御前で死んだ。(レビ10:1-2)

 ショッキングなことが書かれています。新しく祭司に任職されたばかりのナダブとアビフが、神の「規定に反した炭火」を用い、主が命じられたことに逆らったがゆえに、裁きの火により死んだのです。

 あまりにも厳しく思えますが、これは「主が聖なることを示す」ために必要でした(3節)。神は、ふさわしく崇められるべき聖なる方です。神の御心にかなわぬ方法で、人間が自分勝手に礼拝をささげることをゆるされません。

 とはいえ、私たちにとって、何が聖で何が俗かは、自明のことではありません。今や神は詳細な規定を与えてくださった段階から進んで、私たちの心を見られておられます。ルール通りにやれば大丈夫などという発想は捨てるべきです。

 問題は、私たちがどこをスタートに設定しているかです。自分はこうしたい、ああしたいと、自分を起点にして考えていってはどうにもなりません。聖なる神に触れるという言葉にならない愉悦と安息を味わうために、ふさわしい起点はどこでしょうか。

 慣れで礼拝を行うのではなく、いつも、聖なる神にふさわしい礼拝とは何かをよく考えることが大切です。

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