月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年2月9日(日)

詩編46編 神は避けどころ

神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦。
苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる。
わたしたちは決して恐れない
地が姿を変え
山々が揺らいで海の中に移るとも
海の水が騒ぎ、沸き返り
その高ぶるさまに山々が震えるとも。(詩編46:2-4)

 2011年3月11日(金)に東日本大震災が起こりました。東北のある教会では、2日後の主の日に、この詩編から説教がなされました。その時説教者は、主が共におられることを問いつつ、祈りつつ、説教したそうです。その1週間後、今度は詩編23編から説教がなされました。その時には説教者は、「死の陰の谷」を共に歩んでくださる方がおられることを確信して語ることができたそうです。

 まさに、地が姿を変え、山々が揺らいで海の中に移り、海の水が騒ぎ、沸き返るようなことを実体験した中で、主が共におられることを確信させられたのです。

 6節、7節、10節を見ると、戦争のことも意識されているようです。神の民は旧約時代から今日に至るまで、戦乱や災害や国を失うなど、さまざまな危機に遭遇してきました。そのような中で、主が共におられるという恵みによって守られ、支えられてきました。この詩編の言葉はやはり真実だったのです。まして今日、私たちには、インマヌエルである主イエス・キリストが共にいてくださるのです。

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