月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年2月10日(月)

レビ19章 聖と愛

心の中で兄弟を憎んではならない。同胞を率直に戒めなさい。そうすれば彼の罪を負うことはない。復讐してはならない。民の人々に恨みを抱いてはならない。自分自身を愛するように隣人を愛しなさい。わたしは主である。(レビ19:17-18)

 「あなたたちは聖なる者となりなさい。あなたたちの神、主であるわたしは聖なる者である」(2節)は、レビ記の中心聖句と言われます。また、「わたしはあなたたちの神、主である」、及び「わたしは主である」と、それぞれ八回強調されます。神は、私たちの創造主、あがない主、また契約の主として、ご自分の聖性にならうようにと要求されます。そのように生きるときに、人間創造の本来の目的にかなった、喜びに満ちた命が始まるからです。そこへと回復してくださるのが主の救いです。

 19章は十戒の具体的な展開と理解できる、さまざまな戒めが列挙されています。きょう取り上げたのは、律法の要約として主イエスも大事にされた、隣人愛の教えです。「自分自身を愛するように隣人を愛しなさい」。

 聖なる者となるということは、愛する者となるということと一つのことです。誰とも関わらない隠者として聖なる生活を志向しても、それは試されたことのないきよさであって、本物ではありません。本当の聖性は、隣人と深く関わりあう関係の中に現れてきます。

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