月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年3月12日(水)

エズラ7章 神の教えに生きる

エズラは主の律法を研究して実行し、イスラエルに掟と法を教えることに専念した。…「エズラよ、ゆだねられた神の知恵によってあなたは治める者と裁く者を任命して、…あなたの神の律法を知るすべての者を治めさせ、律法を知らない者にはあなたたちは教えを授けよ。」(エズラ7:10,25)

 私たちはキリスト教国に生きているわけではありません。大多数が未信者ですから、生活の中で信仰に対する無理解に直面します。そのため、信仰のことは前面に出さないで生きようとする心のブレーキが働きやすくなります。それに対して、捕囚の地で生きたエズラたちの生き方は、私たちへの挑戦です。神の律法を研究し実行するエズラが異教の大帝国の王から評価を受けています。真の神への深い信仰、敬虔な生活、上から与えられる知恵により、異教の人たちにも良い影響を与えています。

 そのエズラが、神殿再建を果たしたエルサレムの人たちのところに遣わされます。建物ができても、真実の神礼拝がささげられるわけではないからです。何よりも神の御言葉が必要です。「すべてに耳を傾けて得た結論。『神を畏れ、その戒めを守れ。』これこそ、人間のすべて」(コヘ12章13節)。

 唯一の救い主イエスは、罪深い私たちの身代わりとして、あの十字架の上で裁かれてくださいました。信じる私たちに神の教えに生きる新しい命と喜びの道を開いてくださったのです。

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