月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年3月20日(木)

テトス1章 信仰の健全さ

彼らを厳しく戒めて、信仰を健全に保たせ、ユダヤ人の作り話や、真理に背を向けている者の掟に心を奪われないようにさせなさい。(テトス1:13-14)

 パウロは、愛弟子のテトスに手紙を送ります。その手紙の中でクレタ島にある教会の信仰が健全であるようにとアドバイスをしています。

 テトスへの手紙が書かれた当時、未熟だった教会において福音に反する教えが広まっていました。そうした教えから教会を守るためにパウロは教会に長老をたてるようにテトスに指示します(5節)。長老は、群れのリーダーを意味します。改革派教会でいえば牧師や長老と呼ばれる役職です。

 長老は教会の信仰が健全に保たれるように留意しなければなりません。長老には時に厳しさが求められることもあるでしょう(13節)。特に、教会に誤った教えが入り込むときはあいまいな態度ではなくて厳しい態度が求められます。

 どのような教えが正しいのか、誤っているのか正確に判断するためには何が必要でしょうか。そのためには健全な教え(9節)を知ることです。そのためにも、日々聖書を読んで祈ることや、教理の学びに励みたいと思います。そうした積み重ねが教会を間違った教えから救うのです。

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