月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年6月11日(水)

列王下25章 主なる神の約束は変わらない

ユダの王ヨヤキンが捕囚となって37年目…に、バビロンの王エビル・メロダクは、その即位の年にユダの王ヨヤキンに情けをかけ、彼を出獄させた。バビロンの王は彼を手厚くもてなし、バビロンで共にいた王たちの中で彼に最も高い位を与えた。(列王下25:27-28)

 バビロン軍は、ヨヤキンをバビロンに連れて行き、ゼデキヤを王として立てました。最初はバビロンに忠誠を誓ったゼデキヤでしたが、やがて反乱を起こすと、エルサレムはバビロンの大軍に囲まれ、それが1年半も続いてしまいました。そのため、飢えが厳しくなり、ついに城壁は破られました。神殿も王宮も焼かれ、王子たちは殺され、王もバビロンに連れて行かれてしまいました。こうして、南ユダ王国の民は、自分の土地を追われて捕囚となり、国は滅亡してしまったのです。

 それから37年後、バビロンの王エビル・メロダクは、その即位の年にユダの王ヨヤキンに情けをかけ、彼を出獄させました。バビロンの王は彼を手厚くもてなし、バビロンで共にいた王たちの中で彼に最も高い位を与えました。

 国が滅び、民は捕囚に連れて行かれ、王の一族も途絶えてしまうかのように見える状況でも、主なる神はイスラエルの民との契約を切られませんでした。

 主なる神の約束は、どんなに人の罪が大きくても、決して変わることがありません。ユダの王の子孫からキリストはお生まれになったのです。

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