月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年7月18日(金)

使徒16章 信仰告白に生きる教会

彼らは方々の町を巡回して、エルサレムの使徒と長老たちが決めた規定を守るようにと、人々に伝えた。こうして、教会は信仰を強められ、日ごとに人数が増えていった。(使徒16:4-5)

 「神さまを信じるためには、聖書さえあれば十分ではないか。なぜ、信条や教会規程を持たなければならないのか」と聞かれることがあるかもしれません。その大切さを4節から考えてみましょう。

 パウロによって異邦人伝道が始められた頃、旧約の教えに従って異邦人も割礼を受けなければならないのかと、論争が起こりました。教会は会議を行い、聖霊の働きについて共通理解を持ち、その必要がないことを確認して決定しました(15章)。

 つまり、聖書を解釈するときに相違が生じた場合、教会は健全な教会を形成するために、解釈の決定を行います。教会はこれらの決定を積み重ね、信仰を告白してきました。教会は、信仰を告白し続けることにより、健全な教理を保つ教会を形成することができます。だからこそ改革派教会は、憲法として、ウェストミンスター信条と教会規程を持っています。

 信仰告白一つひとつに、教会の信仰の闘いがあります。そこから主による真理の告白がなされてきました。聖書に基づく教理を学び、健全な教会を立てなければなりません。

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