月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年7月24日(木)

使徒18章 宣教者の成長

聖書に詳しいアポロという雄弁家が、エフェソに来た。彼は主の道を受け入れており、イエスのことについて熱心に語り、正確に教えていたが、ヨハネの洗礼しか知らなかった。このアポロが会堂で大胆に教え始めた。これを聞いたプリスキラとアキラは、彼を招いて、もっと正確に神の道を説明した。(使徒18:24-26)

 アポロは、旧約聖書のこと、主イエスの福音などをよく知っており、人びとに福音を熱心に、かつ正確に教えることができました。しかし、ヨハネの洗礼しか知らず、聖霊による洗礼のことは知りませんでした。おそらくこの時点では十分な教えを受けていなかったのでしょう。

 このことを知ったプリスキラとアキラは、アポロを招き入れ、聖霊による洗礼と共に、もっと正確に神の道である福音を説明しました。このことにより、アポロの語る福音は、人びとを大いに励ましました(27節)。

 牧師は、神学校において神学を勉強し、訓練を受け、卒業し、教会における教師試験に合格して任職されます。そのため、教師として任職された牧師であれば、聖書知識において完璧であるかのように思われるかもしれません。

 しかし牧師も地上にある生涯は、罪赦された罪人であり、完全ではありません。相互研鑽と助言により、日々、成長していかねばなりません。主は未完成の器を用いてくださり、教会における訓練を通して、主の働き人として成長させてくださいます。

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