月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年7月26日(土)

使徒20章 御国を継がせる御言葉

そして今、神とその恵みの言葉とにあなたがたをゆだねます。この言葉は、あなたがたを造り上げ、聖なる者とされたすべての人々と共に恵みを受け継がせることができるのです。(使徒20:32)

 パウロの宣教により、エフェソに教会が建てられ、長老・監督たちが立つ教会にまで成長してきました。しかしパウロは聖霊に促され、エルサレムに行き、もうエフェソに戻ってくることはありません(25節)。

 エフェソの信徒たちは、パウロがいなくなることで不安になります。しかし、教会を建てるのは、神ご自身であり、主の言葉が与えられています。そしてエフェソの教会に立てられた長老たちには御言葉の宣教が委ねられています。

 教会で主の言葉の説き明かしとしての説教が語られるとき、そこに聖霊が働き、私たちの魂に生きた言葉を語りかけます。そして主の言葉の養いに与る者は、必ず、「恵み」としての神の「御国」(口語・新改訳)を受け継ぐことが約束されています。

 牧師が引退したり、異動したりすれば、教会に不安が広がります。しかし主は、教会に牧師・説教者・奨励者をお立てくださいます。私たちが御言葉の養いに与り続けるとき、私たちは、御国を受け継ぐ神の民である平安と喜びをもって、きょうの一日も生きることができます。

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