月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年7月27日(日)

詩編62編 神の力

人の子らは空しいもの。
人の子らは欺くもの。
共に秤にかけても、息よりも軽い。
暴力に依存するな。
搾取を空しく誇るな。
力が力を生むことに心を奪われるな。

力は神のものであり
慈しみは、わたしの主よ、あなたのものである、と。(詩編62:10-13)

 ここには、暴力や搾取を誇るこの世の力が私たちを取り巻いていること、そして私たちがそれに打ち勝つためには神の力が不可欠であることがうたわれています。

 さて、私たちの戦いはこの世との戦いと考えられていますが、聖書によるとそれはこの世の支配者であるサタンとの戦いと教えられています(エフェ6章12節)。

 サタンは言うまでもなく、私たちをあらゆる悪へと向かわせる大きな力です。そして、狡猾なサタンの最大のもくろみは、私たちを神から引き離すことです。サタンは、私たちが神から引き離されれば、すべての力を失うことを知っているのです。その手段は巧妙で、私たちを上手に礼拝から引き離し、気づかれないように神から引き離します。そして残念なことに、私たちはこのサタンの誘惑に打ち勝つことはできません。

 しかし、私たちは大丈夫だと教えられています。なぜなら私たちは一人ではないからです。私たちにはキリストが共におられるからです。キリストはいつも私たちと共にいて、ご自身の力によって私たちを守ってくださいます。

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