月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年8月23日(土)

使徒28章 宣べ伝えてこそ

パウロは、自費で借りた家に丸2年間住んで、訪問する者はだれかれとなく歓迎し、全く自由に何の妨げもなく、神の国を宣べ伝え、主イエス・キリストについて教え続けた。(使徒28:30-31)

 私たちは、教会で、主イエスの福音を宣べ伝えます。ここでわざわざ「教会で」と書きましたのは、当然ながら「教会の中に」ということではありません。そうではなく、教会としてということです。

 パウロがローマに到着したとき、すでにかの地にもキリスト者がいたようです。彼らがわざわざ65キロも離れた町まで、出迎えてくれたので、パウロは、「神に感謝し、勇気づけられた」のでした(15節)。パウロを出迎えた人たちも、パウロによって勇気づけられたはずです。

 このような交流の中で、パウロは再び自分らしいやり方で、福音を語りだします。それは最初にユダヤ人に働きかけるということでした。ローマのユダヤ人たちは、パウロの言葉を聞きました。残念ながら信じない者たちもありましたが、しかし、信じる者も起こされました。

 パウロは、主イエスを信じたユダヤ人と異邦人たちとのつながりを通して、さらに多くの人を家に招き、神の守りのうちに福音を自由に語りました。私たちも、お互いに励まし合い、教会員とのつながりの中で伝道します。これこそ、教会で、することです。

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