月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年9月22日(月)

エレミヤ45章 あなたが期待すべきもの

「あなたは自分に何か大きなことを期待しているのか。そのような期待を抱いてはならない。なぜなら、わたしは生けるものすべてに災いをくだそうとしているからだ、と主は言われる。ただ、あなたの命だけは、どこへ行っても守り、あなたに与える。」(エレミヤ45:5)

 私たちは信仰生活に、何を期待しているのでしょうか。この世の人びとが求めているような名誉でしょうか。あるいは富でしょうか。地位でしょうか。それらは、与えられるなら感謝でしょうが、神がそれらのものを与えておられることを忘れるなら、私たちは天に蓄えられている祝福を見失い、地上に幸いと平安を求め、本当の信仰の祝福から迷い出てしまいます。

 エレミヤの書記として主に仕えていたバルクは、ユダの民が不信仰の中にあることを見ていました。それらの不信仰とかたくなさを見たとき、バルクは「ああ、災いだ。主は、わたしの苦しみに悲しみを加えられた」と語らずにいられませんでした(3節)。そのような中で、神はエレミヤを通して語られます。「あなたは自分に何か大きなことを期待しているのか。そのような期待を抱いてはならない」。

 私たちは地上において、自分に対して大きなこと、名誉なことを求めがちです。しかし、私たち信仰者が求めるべきは、神の裁きを恐れ、悔い改め、神に栄光を帰すことです。それは人の目には小さく見えても、神の前には大きなものだからです。

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