月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年9月25日(木)

マルコ6章 思い込みを捨て、信じることができる恵み

イエスは、「預言者が敬われないのは、自分の故郷、親戚や家族の間だけである」と言われた。(マルコ6:4)

 ガリラヤの町々で宣教活動をしていた主イエスが故郷ナザレに帰って来られ、安息日に会堂で教えを語られました。そこには、主イエスをよく知る町の人たちがいましたが、彼らは主イエスの知恵に驚きつつも、それを神からの知恵として信じることができませんでした。主イエスの兄弟や姉妹のこともよく知っているだけに、主イエスを「マリアの息子」としてしか見ることができず、主イエスは「神の子」、という真理を見出すことができなかったのでした。

 今日でも、歴史上の人物としてのキリストについてならばほとんどの人が知っているでしょう。一般の書店にもキリスト教についての書物が並んでいます。これらから情報を得たどれだけの人が、主イエスは救い主という真理に目が開かれているでしょうか。

 聖書は、躓きを超えて、信じるようにと招いています。主イエスの家族たちは、復活の主との出会いにより信じる者に変えられました。私たちは、教会に行き、聖書と出会い、思い込みや先入観を捨て、聖書が語るとおりに主イエスを神の子として受け入れました。私たちがこの恵みの真理を伝えねばなりません。

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