月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年11月26日(水)

哀歌3章 心を高く挙げよう

耳を閉ざさず、この声を聞き
わたしを助け、救い出してください。
呼び求めるわたしに近づき
恐れるなと言ってください。(哀歌3:56-57)

 多くの苦しみや悩み、悲しみが私たちを襲います。その渦中にあると、それが自分の世界のすべてであるかのように感じてしまうかもしれません。

 しかし、そうではありません。そのときこそ、主の御心に思いを向けましょう。主の御心は、決して私たちを苦しめ、悲しませることにあるのではありません。私たちが、神を待ち望んで、神と共に生きるようになることを、神は願っておられます。ですから今、心を高く挙げましょう(41節)。そして、心から神に立ち帰る者でありたい、と思います。

 「呼び求めるわたしに近づき、恐れるなと言ってください」との私たちの祈りは、既に聴かれています。それは、主イエス・キリストが十字架の死に至るまでの謙遜をもって、私たちに近づいてくださったからです。そして「恐れるな」との御言葉をもって、私たち一人一人に救いと命とを確かなものとして与えてくださっています。

 大切なこと、それは、いつも心を高く挙げて、主イエス・キリストと共に生きることです。ここに私たちの唯一の希望があります。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2014 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.