月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年12月12日(金)

黙示録14章 信仰を全うする力

また、わたしが見ていると、見よ、小羊がシオンの山に立っており、小羊と共に14万4千人の者たちがいて、その額には小羊の名と、小羊の父の名とが記されていた。彼らは、玉座の前、また四つの生き物と長老たちの前で、新しい歌のたぐいをうたった。(黙示録14:1,3)

 ヨハネは幻の中で、14万4千人の人びとがシオンの山で小羊と共に立っているのを見ました。彼らの額には、小羊(キリスト)の名と小羊の父(父なる神)の名が記されています。つまり、14万4千人とはキリストのもの、父なる神のものとされた、すべての神の民のことを表しています。

 しかし、ここで重要なことは、その14万4千人が新しい歌をうたっているということです。罪を贖われた神の民は、神とキリストが座しておられる玉座の前で、力強く新しい歌を歌い、神を賛美しています。どのような迫害や苦難の中でも、神の民は神の御前で、神を礼拝し、賛美する恵みが与えられています。

 ここで表されているのは、神を礼拝し、賛美する教会の姿でもあります。主の日の礼拝の姿です。この主の日の礼拝こそが、教会の霊的な命の源です。

 神の民がどのような困難の中でも悪に抵抗し、試練に耐えることのできるのは、礼拝の恵みが与えられているからです。主の日の礼拝こそが、迫害に耐え、最後まで信仰を全うする力を与えてくれます。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2014 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.