月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年12月14日(日)

詩編82編 神よ、立ち上がってください

神よ、立ち上がり、地を裁いてください。
あなたはすべての民を嗣業とされるでしょう。(詩編82:8)

 私たちの国、日本は八百万の神々が息づく土地だと言われます。そうした国において私たちが信仰を得て、まことの神を知り、イエス・キリストを信じる者とされたということは何という幸いでしょうか。

 カルヴァンは、その信仰問答において「人生の主な目的は、神を知ることである」と教えました。私たちがその信仰生活において、この神をわが主、わが神と信じて生きることはたやすいことではありません。血を流すような戦いがあります。なぜならこの国にはさまざまの神々があり、また私たち自身が容易に小さな神々になってしまうからです。「彼らは知ろうとせず、理解せず、闇の中を行き来する。地の基はことごとく揺らぐ」(5節)とある言葉は、そうした私たちの頑な無知とそこから生じる世の混乱のことを言っています。

 信仰にどっちつかずということはありません。神を信じつつ、世の習わしや世の力に頼るということはあり得ません。神は私たちの全生活を貫いて、ご自身だけが神であるという信仰の徹底を求めておられます。そこに真の祝福があるからです。

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