月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年12月20日(土)

1テサロニケ3章 愛を祈り求める

どうか、主があなたがたを、お互いの愛とすべての人への愛とで、豊かに満ちあふれさせてくださいますように、わたしたちがあなたがたを愛しているように。(1テサロニケ3:12)

 パウロは、自らが建てたテサロニケの教会に強い思いをもっていました。教会は内外のさまざまな困難に直面していました。パウロ自身にも困難が及んでいました。だからこそパウロは速やかにテサロニケに赴き、教会を励まそうとしています。

 訪問の強い願いと同時にパウロが祈っていたのは、テサロニケの人びとの愛が豊かに満ち溢れることでした。確かに「お互いの愛」が信仰生活において大切なものであることは異論がないでしょう。しかし教会が困難に直面している時、迫害を耐え忍ばなければならない時、「すべての人への愛」が与えられるように祈り求めるというのは意外に感じられるかもしれません。

 私たちが直面するあらゆる困難においてそれを乗り越える手段は、私たちが「お互いの愛」と「すべての人への愛」という豊かな愛の関係に入ることです。私たち自身が愛されているように私たち自身も隣人を愛し、さらにすべての人を愛したいと願います。なぜなら、神の愛に満たされる時に、私たちは大きな困難にも耐えることができるからです。

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