月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年12月29日(月)

黙示録20章 人びとを戦争へと惑わすサタン

この千年が終わると、サタンはその牢から解放され、地上の四方にいる諸国の民、ゴグとマゴグを惑わそうとして出て行き、彼らを集めて戦わせようとする。…彼らは地上の広い場所に攻め上って行って、聖なる者たちの陣営と、愛された都とを囲んだ。すると、天から火が下って来て、彼らを焼き尽くした。(黙示録20:7-9)

 神は主イエス・キリストの「十字架の血によって平和を打ち立て」られました(コロ1章20節)。そのため、サタンは天で神に敗北し、地に投げ落とされました。信仰者は今、恵みの王国の中を生きることが許され、それが千年王国であるとも言えます。

 しかし、千年が終わり、主の再臨が近づくと、サタンの惑わしによって、諸国の民は戦争への道を突き進みます。軍隊は、「聖なる者たちの陣営と、愛された都」である教会にも攻撃を加えます。

 そのとき主は、聖なる者たちを守るために、天から火を下し、軍隊を焼き尽くします。人びとを惑わした悪魔とその手下たちに最後の裁きが下されます。こうして主は、「地の果てまで、戦いを断ち、弓を砕き槍を折り、盾を焼き払われ」ます(詩46編10節)。

 主の再臨がいつかは分かりません。しかし、世の中が戦争へと向かう時、そこに悪魔の働きと終末のしるしがあることを見抜かなければなりません。どのような時も戦争に加担せず、平和を実現する者として生きる。それが主の再臨を待ち望む信仰者の生き方です。

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