月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年1月28日(水)

ヨシュア12章 征服された地上の王たち

ヨシュアの率いるイスラエルの人々がヨルダン川のこちら側、すなわち西側で征服した国の王は次のとおりである。(ヨシュア12:7)

 この章の後半には、ヨシュアがヨルダン川の西側で征服した王たちの名前が一人一人挙げられています。また前半においては、ヨルダン川の東側で征服した王たち、すなわちシホンとオグの名前も挙げられています。この二人の王を征服した時にイスラエルを率いていたのは、ヨシュアではなくモーセです。なぜそのことがヨシュア記前半のまとめの部分に記されているのでしょうか。それはヨルダン川の東側にしても西側にしても征服させてくださったのは同じ主だからです。たとえ民を率いていく人物が違ったとしても、約束の土地全体を征服させてくださったのは、主なる神おひとりなのです。

 教会においても指導者は変わっていきます。私たちはその個々人が何をしたか、どんな業績をあげたかに注目しがちなのかもしれません。しかしどの指導者も、モーセでさえも「主の僕」(6節)にすぎません。主がそのような人物を用いてご自身の約束、ご計画を成就していってくださるのです。私たちはその主に目を注ぎつつ、主が与えてくださる一つ一つの恵みを感謝をもって数えていきたいと思います。

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