月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年2月18日(水)

ヨシュア20章 逃れの町

以上は、すべてのイスラエルの人々および彼らのもとに寄留する者のために設けられた町であり、過って人を殺した者がだれでも逃げ込み、共同体の前に立つ前に血の復讐をする者の手にかかって死ぬことがないようにしたのである。(ヨシュア20:9)

 主のご命令によって、逃れの町が用意されました。過って人を殺した者たちが逃げ込むための町です。それは、神に近く仕えるレビ人の町でした。どの町も、決して遠すぎることのないところにありました。逃げようと思うなら、誰でもたどりつけるところにありました。

 その町に逃げ込むとき、逃げ込んだ者の命は守られます。また、その者に復讐しようと怒る者も、その町に逃げ込まれてしまえば、その怒りを、強い力で制御されます。そして、殺害者は、共同体全体の前に出て、ほんとうに過失による殺害であったか、故意によるものであったか、公正な裁きを受けるときまで、守られます。その結果、ほんとうに過失によるものであると判明すれば、その時の大祭司が死ぬまで、そのまま逃れの町に住み続けることになります。そして、その後、自分の町に帰ることが許されます。神の恵み深い取り計らいです。

 キリストを信じる私たちは今、すでに逃れの町に逃げ込んで住んでいる者たちのようです。過失の罪ばかりか、故意の罪さえ赦されたのですから。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2015 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.