月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年2月24日(火)

ヨシュア22章 生ける神を畏れて

イスラエルの人々は、このことを良しとし、神をたたえ、もはやルベンとガドの人々の住む地方に攻め上り、これを滅ぼそうと言う者はなかった。ルベンとガドの人々はこの祭壇を、「わたしたちの間では主が神であることの証人」と名付けた。(ヨシュア22:33-34)

 東側にすでに土地を得ていたルベンとガドとマナセの半部族は、自分たちの土地に戻りました。そして、彼らは、そこに目立つほど大きな一つの祭壇を築きました。

 残りの部族は、この祭壇に対して、迅速な対応をしました。この行為は、主の御言葉を無視して、自分勝手な礼拝をするための祭壇建築と思われたからです。すぐさま、軍隊と共に、部族の指導者たちが派遣されました。神の御怒りがくだされた記憶と、その恐れが彼らの間に生き生きとしたものとして持続していたからです。それに対するルベンとガドとマナセの半部族の答えも見事です。ヨルダン川に隔てられずに、唯一の神を信じる民として、自らの割り当てを失わないようにするためだというのです。彼らもまた、生ける神の祝福を失うことを何よりもまず恐れたのです。

 両者ともどもに、神への畏れは真実なものであり、生ける神の祝福を心から求めていました。その点において、彼らは一つでした。彼らには、生ける神を畏れ、神の祝福を求める者たちにふさわしい一致がありました。信仰者が求めるべき一致です。

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