月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年3月28日(土)

マタイ20章 僕となりなさい

「しかし、あなたがたの間では、そうであってはならない。あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、いちばん上になりたい者は、皆の僕になりなさい。人の子が、仕えられるためではなく仕えるために、また、多くの人の身代金として自分の命を献げるために来たのと同じように。」(マタイ20:26-28)

 この世の価値観で生きる人は、ヤコブとヨハネとその母のように、人と比べてどれだけ偉い立場に立ったかで、自分や人を評価します。

 そこで、主イエスは地上に来られた目的をまっすぐに語られます。それは、神と人に仕えるためです。そのために、ご自身の命を、私たちを罪と死の支配から買い戻す身代金として、十字架の上に献げてくださいました。

 そして、主イエスは、「あなたも仕える者となってくださいね。それ以外の生き方はありますか」とやさしくおっしゃいます。私たちは、聖なる神の僕である主イエスのいのちがけの奉仕(ディアコニア)を受けて救われ、神の子とされました。また、主は、今この瞬間にも、神と人とに仕える者となるようにと、罪深い私たちに仕えていてくださいます。

 神は、私たちがどれだけ大きな働きをしたのかではなく、どれだけ仕える心を込めて働き、自分を神への献げものとしたのかを問われます。十字架の極みまで仕えぬかれたイエスさまをしっかり見上げて、きょうなすべき小さなことにも真心を込めましょう。

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