月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年5月25日(月)

ヨエル1章 嘆き悲しむよりも

ああ、恐るべき日よ
主の日が近づく。
全能者による破滅の日が来る。(ヨエル1:15)

 ヨエルはいなごの災害を語りながら、まさにそのように敵国がイスラエルを踏みにじるであろうと預言し、「目を覚ませ」と訴えました(5節)。そこまで強い言葉を口にしなければならないほど、人々の心は神から離れていました。「主に向かって嘆きの叫びをあげよ」(14節)とヨエルはたたみかけます。預言を聞いた人々は、自分に頼って歩んでいた自分自身を嘆かなければなりません。悔い改めて神に立ち帰らなくてはなりません。

 こうなると、これは根深い問題です。事はただ、敵国の脅威に留まりません。神に背を向ける者にとっては、「主の日」、つまり終わりの日は「破滅の日」となります。ヨエルが本当に伝えたいことは、そのことです。

 私たちも悟らなくてはなりません。世界にも私たちの人生にも災いは降りかかりますが、それらはすべて、御手の内で起こっていることです。ですから、嘆き悲しみに打ち沈むよりも、悔い改めて神に立ち帰るべきではないでしょうか。

 ヨエルは神を呼びます(19節)。私たちも今、神を呼びましょう。

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