月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年7月9日(木)

申命記26章 主から与えられる初物

あなたの神、主が嗣業の土地として得させるために与えられる土地にあなたが入り、そこに住むときには、あなたの神、主が与えられる土地から取れるあらゆる地の実りの初物を取って籠に入れ、あなたの神、主がその名を置くために選ばれる場所に行きなさい。(申命記26:1-2)

 申命記26章は、イスラエルの民が約束の地に入ってからの礼拝生活について教えています。

 新しい地に入ったときには、「主が与えられる土地から取れるあらゆる地の実りの初物を取って…あなたの神、主がその名を置くために選ばれる場所に行きなさい」と命じられています。初物を持って、主の前に出るようにとあります。何千年も前にイスラエルに語られた言葉が、今私たちに伝えることは何でしょうか。

 初物の後に、多くの収穫が続きます。初物を与えてくださった神は、これに続く実りをも与えてくださいます。初物を献げ、これからの収穫のすべてを、神に感謝します。初物を献げることが疎かになるなら、その後に続くはずの感謝はどうなるでしょうか。また、「初物を献げた。だから後は、自分のもの」、ではありません。すべては、神から与えられるものです。感謝を忘れずに、与えてくださる神の心に従って、すべてを用いねばなりません。

 その週の初物としての悔い改めと従順を礼拝で献げ、平日もその思いを献げ続けることを祈り求めます。

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