月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年7月22日(水)

申命記33章 神の祝福の地へ

イスラエルよ、あなたはいかに幸いなことか。
あなたのように主に救われた民があろうか。
主はあなたを助ける盾
剣が襲うときのあなたの力。
敵はあなたに屈し
あなたは彼らの背を踏みつける。(申命記33:29)

 「これは神の人モーセが生涯を終えるに先立って、イスラエルの人々に与えた祝福の言葉である」(1節)とあります。このように、この章はイスラエルの人々への祝福で始まります。モーセはまず、各部族へのそれぞれの祝福を語り、つぎに26節からイスラエル全体への祝福を語ります。

 イスラエルと同じように神に救われたキリスト者たち、即ち霊のイスラエルも、この世という荒れ野でさまざまな困難に遭遇し、罪を犯してきました。しかし、私たちの神は、「イスラエルよ、あなたはいかに幸いなことか。あなたのように主に救われた民があろうか。主はあなたを助ける盾、剣が襲うときのあなたの力。敵はあなたに屈し、あなたは彼らの背を踏みつける」と、イスラエルの民を祝福されました。

 私たち霊のイスラエルであるキリスト者も同様です。たとえどのような困難の中にあろうとも、神はイエス・キリストの十字架の贖いと復活を通して、私たちを更にすぐれた祝福である、神の御国へと導いてくださいます。そのことを覚え共に神に従って参りましょう。

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