月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年8月11日(火)

サムエル上10章 なすべきことを教えてください

「これらのしるしがあなたに降ったら、しようと思うことは何でもしなさい。神があなたと共におられるのです。…わたしもあなたのもとに行き、焼き尽くす献げ物と、和解の献げ物をささげましょう。わたしが着くまで7日間、待ってください。なすべきことを教えましょう。」(サムエル上10:7-8)

 サムエルは、油注がれ、王となる神の召しが与えられたサウルに三つのしるしを与えました。第一のしるしは、気になっていたロバが発見されること。第二には、神に献げられる供物の一部を受け取ること。第三は、主の霊が降って預言する状態になることです。これらのことはその日のうちにすべて実現しました。気がかりからの解放、神を拝む第三者の証し、聖霊の注ぎ、それらは、神が共におられることを示しています。

 サウルは、このようなしるしを受けても、自信を持つことができず、サムエルのことをおじに話すことを躊躇したり、くじで選ばれても隠れてしまったりするほどでした。しかし、そのような彼が、躊躇しながらも召しに応えようとしたのは、しるしによる励ましがあったからでしょう。

 私たちは、主イエスによる罪の贖いを信じ、洗礼を受け、聖餐に与ります。その中で、神の選びを確信し、恐れを取り除かれ、ご計画に参与する者として整えられます。そのうえ、神は私たちになすべきことをも用意しておられます。祈りましょう。「主よ、きょうわたしがなすべきことを教えてください」と。

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