月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年8月15日(土)

ヘブライ12章 主の鍛錬

あなたがたはまだ、罪と戦って血を流すまで抵抗したことがありません。…次の勧告を忘れています。「わが子よ、主の鍛錬を軽んじてはいけない。主が懲らしめられても、力を落としてはいけない。なぜなら、主は愛する者を鍛え、子として受け入れる者を皆、鞭打たれるからである。」(ヘブライ12:4-6)

 きょう、日本では、敗戦から70年目の日を迎えました。この間、日本国憲法に守られて、この国は戦争を行わず、迫害による殉教者も出しませんでした。主の恵みに感謝するばかりです。

 しかし、世界を見渡せば、戦争を行っている国もあり、信仰による迫害を受けている人たちもいます。また国内に目を向けても、様々な生活の苦しみの中にある人たち、信仰を守るために戦っている人たちもいます。

 私たちは苦しくなると、どうしても逃げ出したり、現実逃避をしたくなります。しかし主なる神さまは、どのような時にも、私たちを見捨てられることなく、一緒に歩み続けてくださっています。そして、こうした苦しみを通して、神さまは私たちの信仰を鍛えてくださっています。だからこそ私たちも、神さまから離れることなく、どのようなことに対しても、信仰によって判断し、生きていくことが求められています。

 同時に私たちは、神さまが求めておられる平和を保ち、意見の異なる人たちとの和解を行うために、信仰に基づいて言葉を発信していくことが求められています。

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