月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年8月17日(月)

サムエル上13章 主の御言葉に堅く立ち、従う

サムエルはサウルに言った。「あなたは愚かなことをした。…あなたの王権は続かない。主は御心に適う人を求めて、その人を御自分の民の指導者として立てられる。主がお命じになったことをあなたが守らなかったからだ。」(サムエル上13:13-14)

 イスラエルの王として良きスタートを切ったはずのサウルでしたが、忍耐において弱さのある人でした。サウルはペリシテ人との戦いに臨もうとしたとき、サムエルが約束の日になっても来ないため(8節)、敵に恐れおののく兵士がどんどん離れ去って行くのに耐え切れず、主の臨在と導きの確証のために自ら献げ物をささげました。しかし、これは祭司、またサムエルがなすべきことで、彼の王権には属さないことでした。

 その直後にサムエルが到着して、サウルの罪を指摘し、主が彼の王権をやがて終わらせ、別の人を王として立てられることを告げました。サウル自身は決して自力で戦おうとしたわけではなく、これが主の戦いであることを知っていたはずです。それで主に献げ物をささげたのですが、勇み足となってしまいました。自分が来るまで待っていなさいとのサムエルの言葉に堅く踏みとどまることができなかったからです。

 信仰的と思って行ったことが不従順に至ることは、私たちにも起こります。主の御言葉の約束と命令に信頼し、従いましょう。

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