月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年9月6日(日)

箴言22章 あなたの腹にあるもの

耳を傾けて賢人たちの言葉を聞け。
わたしの知識に心を向けよ。
それをあなたの腹に納め
ひとつ残らず唇に備えておけば喜びを得る。(箴言22:17-18)

 箴言の著者は、「賢人たちの言葉」を「わたしの知識」と言い換えます。「主を畏れることは知恵の初め」(1章7節)という言葉からすると、著者の知識とは、神についての知識のことです。著者は、その「わたしの知識」が、「あなたの腹に納め」られることを願っています。「わたし」から「あなたの腹」へと、何よりも大切なものを伝えようとしています。「聞く耳のある者は聞きなさい」と語られた主イエスの熱意を思い起こします。

 今、あなたの腹にあるものは何でしょうか。神の知識ですか。それとも何か、ほかの別のものですか。もし、別のもの、たとえば、自己愛の知識、貪欲などが、腹にあるのであれば、きょうの主の日にはふさわしくありません。「わたしの知識」、つまり神を知ることに、自分の腹を明け渡して、主の日の礼拝を迎えようではありませんか。

 しかし、きょうの御言葉は主の日の備えだけを語るのではありません。「ひとつ残らず唇に備えておけば」週日にも人に伝えることができます。わたしの腹にある喜びを伝える伝道こそ、私たちの大きな「喜び」です。

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