月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年9月23日(水)

サムエル下4章 イシュ・ボシェト殺される

ダビデは…答えて言った。
「あらゆる苦難からわたしの命を救われた主は生きておられる」(サムエル下4:9)

 イスラエル軍の有能な司令官アブネルが殺されたことによって、イシュ・ボシェトは、力を落としてしまいました。このことはまたイスラエルをおびえさせもしました。おびえは、イスラエルの指導者として立てられているイシュ・ボシェトへの信頼を失わせます。

 ある日、イスラエルの略奪隊の長でベニヤミン人であるバアナとレカブがイシュ・ボシェトの家にやってきました。彼らは、寝室で昼寝をしているイシュ・ボシェトを殺してしまいました。彼らは、イシュ・ボシェトの首を携えて敵であるダビデのもとにやってきました。彼らは、ダビデを喜ばせ、便宜を図ってもらおうと考えました。

 ところが、ダビデは、何の罪も犯していないイシュ・ボシェトを殺してしまった二人に対して激しく怒りました。そして、二人を殺して、木につるしました。このことによって、二人の犯したことの愚かさを人々に示しました。なぜ、ダビデがこのようにしたのかの根本的な理由は、ダビデが語った言葉からわかります。「主は生きておられる」とダビデは告白します。神の御旨を絶えず問うことを大切にしたいものです。

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