月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年9月24日(木)

サムエル下5章 ダビデ、イスラエルの王となる

イスラエルの長老たちは全員、ヘブロンの王のもとに来た。ダビデ王はヘブロンで主の御前に彼らと契約を結んだ。長老たちはダビデに油を注ぎ、イスラエルの王とした。(サムエル下5:3)

 ベツレヘムで、サムエルから油を注がれた日以来、ダビデには、主の霊が激しく降るようになっていました(サム上16章13節)。この時からダビデは、サウルに代わる王になることが約束されていました。

 こうして、ダビデは、サウルの死後、ヘブロンにおいて、ユダの人々から油を注がれ、いちはやくユダの家の王となりました(サム下2章4節)。そして、イスラエルの長老たちは、イシュ・ボシェトが殺された後、ヘブロンにいるダビデのもとに行き、油を注いで、イスラエルの王としました。ダビデがイスラエルの王にもなり、イスラエルとユダは、統一されました。

 ダビデを王に迎えたイスラエルが向かった先は、エルサレムでした。そこには、エブス人が古くから住んでおり、シオンと呼ばれる山が要害となって、外部からの攻撃を防いでいました。

 ところが、ダビデは、このシオンの要害を陥れ、占領することができました。神がダビデと共におられ、お働きになられたゆえです。こうして、エルサレムは、ダビデの町と呼ばれるようになりました。神の約束が実現しようとしています。

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