月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年11月9日(月)

イザヤ40章 究めがたい英知の神に望みをおく人

主に望みをおく人は新たな力を得
鷲のように翼を張って上る。
走っても弱ることなく、歩いても疲れない。(イザヤ40:31)

 主を信じる人は、信仰によって喜びをもって生きています。来るべき救い主に対する望みがあるからです。けれども、時には疲れを覚え、この世での苦労から、確信を失いかけることがあります。

 イザヤは捕囚の苦しみを体験し、戸惑う神の民にこのように告げました。「主に望みをおく人は新たな力を得、鷲のように翼を張って上る。走っても弱ることなく、歩いても疲れない」と。

 主に望みをおくためには、主なる神がどのようなお方かを正しく知る必要があります。私たちの神はとこしえにいます神であり、地の果てに及ぶすべてのものの造り主です。主ご自身、疲れるお方ではなく、究めがたい英知を持った神です(28節)。信仰者が絶望するのは、究めがたい神の英知を低く見積もるからです。神こそ私たちのすべてをご存じです。

 私たちは神に望みをおいて生きる者です(31節)。主なる神を仰ぐことは私たちの生きる力です。望みを失いかけるときにこそ、目を高く上げ、究めがたい英知の神に期待して信仰の歩みを進めます。

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